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南京事件におけるスマイス博士の被害報告はプロパガンダだった

スマイス報告にトリックがあった。

S121214


 昭和12年(1937年)12月、支那事変は南京戦へと移りました。蒋介石はトンズラし、南京防衛軍司令官の唐生智もトンズラし、南京に残された市民は外国人メンバーが構成する国際委員会が保護することになりました。この国際委員会の書記に金陵大学のスマイス博士という人がいます。この人が翌年3月に南京戦の被害調査を行っています。調査はサンプリング方式がとられ、50戸に1戸の割合で調査し、50倍するというものです。これによると死亡者数は以下の通りとなっています。

<死亡原因>(都市部調査)
 軍事行動    800人
 兵士の暴行 2,400人

 30万と言われる大虐殺がわずか2,400人と出ています。虐殺肯定派はこの調査を無視するか、さもなくば「一般住民の死者があまりにも多い点」とだけつまんだり、「数字は過少」と言っているようです。

 大阪学院大学教授の丹羽春喜氏によると被害者となった成年男子の44.3%が「独身・単身者」であることに注目しています。南京の人口のうち「独身・単身者」は5.2%と推計され、これに比べると44.3%は異常に多い数字になっています。これらは本来の南京市民ではなく、多数の便衣兵が含まれていたという判断を下しています。便衣兵の処断は虐殺ではありません。

 南京は都市部と近郊六県があり、スマイス報告では近郊六県は「農村部」として殺害されたもの26,870人としています。この数字には虐殺肯定派は何ら疑問を示さないといいます。立命館大学教授の北村稔氏によるとこの調査の集計方法が都市部と異なる点を指摘しています。3つの村1つを対象に10戸のうち1戸を調査しているので、30倍すればよいわけですが、1家族あたりの平均被害状況に平時の全家族数を乗算しているので、数字が大きくなっているといいます。南京戦当時は住民の多くは避難していましたし、日本軍が通過した地点は限られています。平時の全家族数を乗算すれば数字は大きくなります。また、近郊で被害にあったのは支那軍の焦土作戦による虐殺がほとんどでしょう。北村氏は「日本軍を告発する巧妙なトリック」と断じています。

 実はスマイス博士は国民党宣伝処顧問のティンパーリーの依頼を受けて調査を行っていました。実際、スマイス報告をよくみると注記に「市内および城壁附近の地域における埋葬者の入念な集計によれば、12,000人の一般市民が暴行によって死亡した」と書いています。調査結果、被害数があまりにも少なかったので、このような記載を入れたものと思われます。12,000というのは紅卍字会が埋葬した死体約40,000のうち30%は一般市民であると主張するティンパーリーの数字と一致しています。

 このスマイス報告は日本側も認識しており、昭和15年(1940年)に日本の興亜院政務部が南京の調査を行った報告の中で述べられています。吉田三郎という人の報告です。

「これはその時にもらった資料でありまして南京地方に於ける戦争によるフィールド・リサーチ以下各種の統計的研究であります。こういうものを世界中に配って基金を集めているのです。その中には南京地方に於ける農産物の調査、南京地方の人口調査等、所謂(いわゆる)科学的調査を標榜しつつ、そのことによって日本が飛んでもないひどいことをやっているような印象を世界中に統計を通して与えている。しかしよく看ると科学的な研究という面を被った排日宣伝文書であります」
「たとえばこういうことをやっている。南京地方に於ける損害の統計を作る場合に、戦争の直接の被害、火災によるもの、日本の軍隊の略奪によるものというような項目が挙がっており、火災の場合についていえば、支那軍が逃げるときに放火したために焼けたものまで皆その中に一緒に入れてある。数字としては極めて確かだけれども、これでみると皆日本軍がやったことのように見えるのです。その様に巧妙なる科学戦争というものが世界中にこの機関から通してまかれている事実を見たのであります」

 きっちり見破っています。スマイス報告も結局プロパガンダだったわけです。



参考文献:
 小学館文庫「『南京事件』の総括」田中正明(著)
 文藝春秋「『南京事件』の探求」北村稔(著)
 河出書房新社「日中戦争資料集<8>南京事件Ⅰ」日中戦争史資料編集委員会・洞富雄(編)
 河出書房新社「日中戦争資料集<9>南京事件Ⅱ」日中戦争史資料編集委員会・洞富雄(編)
添付画像
 最後まで踏み止っていた南京市民が防空壕から出て来て日本軍の布告に安心する(昭和12年12月14日)(PD)

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南京虐殺の嘘 1/3
http://www.youtube.com/watch?v=qniP3os-DWw


南京虐殺の嘘 2/3 http://www.youtube.com/watch?v=R89TBP1RavA

南京虐殺の嘘 3/3 http://www.youtube.com/watch?v=J8MFaMq1GTs

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08.南京虐殺という大嘘」カテゴリの記事

コメント

国際友人を使った宣伝ですね。国民党のエージェントといえばティンパーリーがいますが、彼の顔は分かっているのでしょうか?見たことがないのですが。

水城さん、コメントありがとうございます。

そういえば、ティンパーリーの顔写真を見たことがないですね。なんででしょうねえ。


ツイッターでフォローさせていただいています。先ほど南京についての話をいろいろ見て回っていたところ、このようなものを見つけました。ご意見お願いします。http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3688040.html ベストアンサーについてです。

kyoso250さん、コメントありがとうございます。

教えてgooですね。こういうのは思想戦、宣伝戦に利用されます。自作自演が多い^^ 
南京の人口については拙ブでも述べさせています。トリックを使っているのは虐殺肯定派ですよ。
トリックについて言及しました。 http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20121108/1352378224
これとか。http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20121110/1352536972
これも。http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20121130/1354278950

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